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スーパーリーグ創設にMLS方面からも反発が!ベッカム氏が「ファンがいなければ…」

デビッド・ベッカム 写真提供:Gettyimages

 欧州スーパーリーグ(SL)が創設されたことに対して各方面から反発の声が上がっているが、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードでプレーした過去を持ち、現在メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミのオーナーを務めるデビッド・ベッカム氏もSL創設を受けて自身の意見を表明した。20日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 欧州スーパーリーグは現在欧州サッカー連盟(UEFA)主催のもとで行われているコンペティションに対抗するリーグ戦として、複数クラブのオーナーによりかねてから計画されていたものである。また、欧州の主要メディアは今回のSL創設ではレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が主導のもと行われたと報道しているほか、参加クラブはレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドをはじめ12クラブに及んでいた。

 しかし、欧州スーパーリーグがフットボールの歴史や文化をないがしろにして、ビジネス面がさらに強調されたものであるとして多くの選手や監督などから反対意見が上がると、20日になってプレミアリーグの6クラブが参加辞退の意向を表明している。

 その中、ベッカム氏も自身のインスタグラムアカウントを通じて「私はフットボールを愛するひとりの人間だ。子供のころからひとりのファンとしてフットボールを愛していたし、今でもひとりのフットボールファンだ。ひとりの選手、そしてオーナーとして、我々のスポーツはファンがいなければ成り立たないと理解している。フットボールはみんなのためにあるものだし、公平でなければならない」とコメントを残している。

 スーパーリーグを巡る騒動により、多くの人々がフットボールのあり方について改めて考える機会を迎えている。