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明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は20日、昨季までカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフラメンゴに在籍していたブラジルU-20代表FWリンコンがチームに合流したことを公式発表している。
リンコンは2017年11月に17歳でリーグ戦デビューを果たすと2019年にはブラジルU-20代表に選出。その一方で昨年12月にクラブ幹部との関係が悪化したことにより、退団前はトップチームではなくU-20のトレーニングに参加していた。同選手の去就を巡っては、メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティとヴィッセル神戸がし烈な争奪戦を繰り広げる中、選手サイドがアメリカよりも日本でのプレーを望んでいたこともあり、ヴィッセル神戸が獲得を決めていた。
同選手は今月はじめに来日すると、Jリーグが定めた新型コロナウイルス感染拡大防止の追加的防疫措置として14日間の待機期間を終えてチームに合流している。
先日の湘南ベルマーレ戦ではケニア代表FWアユブ・ティンベ・マシカがヴィッセル神戸でのデビュー戦を飾っているが、リンコンがどのようなパフォーマンスを披露するのか多くのファンが楽しみにしているはずだ。
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