Jリーグ ベガルタ仙台

ベガルタ仙台、元バルサFWクエンカが電撃退団…右ひざ負傷でスペインへ帰国

イサック・クエンカ 写真提供:GettyImages

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は20日、バルセロナに在籍していた過去を持つスペイン人FWイサック・クエンカの退団を公式発表している。

 クエンカは2019年にサガン鳥栖へ加入すると、主力として公式戦32試合に出場し6ゴールをマークし、J1リーグ残留に貢献。その後、昨季終了後にサガン鳥栖からベガルタ仙台に移籍したものの、開幕前に膝を負傷したこともあり公式戦15試合の出場にとどまっていた。

 それでもベガルタ仙台は昨季終了後に同選手との契約を更新していたが、以前に負傷していた右ひざのコンディションが今季開幕前に悪化。本人はすでにスペインへ帰国しているが、右ひざの怪我について協議を重ねた結果、退団が決まっている。

 クエンカはシーズン序盤でベガルタ仙台を退団することについて「最高のレベルのプレーを示すことができなかったことをお詫びしたいと思います。これからベガルタ仙台が繫栄し、J1に残り(仙台の)町の人たちが幸せになることを望んでいます」とクラブ公式サイトを通じてサポーターにメッセージを送った。