レアル・マドリードはクロアチア代表MFルカ・モドリッチとの契約延長がほぼ確実となっているが、元フランス代表FWカリム・ベンゼマとも新契約締結間近となっているようだ。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在33歳のベンゼマはリヨンの下部組織で頭角を現すと2005年にトップチーム昇格を果たし、プロ契約を締結する。その後、2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドやミランをはじめ多くのビッグクラブが関心を寄せる中、レアル・マドリードへ完全移籍。加入当初は先発での出場機会に恵まれなったものの、直近数シーズンにおいては前線で必要不可欠な存在となり、今季もここまで公式戦34試合で先発メンバーに名を連ね25ゴールをあげるなどジネディーヌ・ジダン監督から厚い信頼を寄せられている。
一方で今年2月には同選手が現役引退間近ではなくトップレベルでのプレーが可能なうちに古巣リヨンに舞台を移すことを前向きに検討していると報じられるなど、レアル・マドリード退団の可能性が取りざたされていた。
しかし、ベンゼマ本人は先月中旬にレアル・マドリード残留の意思を示しているほか、現在2022年6月までとなっている契約期間を1年間延長する方向で両者は順調に交渉を進めているようだ。
UEFAチャンピオンズリーグでベスト4に駒を進めているほか、リーグ戦でもタイトル獲得を狙える状況にある中、レアル・マドリード首脳陣は現有戦力の引き留めも着実に進めている。
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