ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは今夏退団の可能性がささやかれているが、クラブ幹部が同選手の去就について言及した。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ディバラは昨年7月に行われた昨季のセリエA第36節・サンプドリア戦で左太ももの筋肉に問題を抱えたことにより、今季は開幕戦から出遅れるとここまで公式戦10試合に先発出場にとどまっている。また、今年1月10日に行われた第17節・サッスオーロ戦で先発出場した際に再び負傷すると、左ひざの内側側副じん帯に損傷が確認されると、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦をはじめ多くの試合でベンチ外となっていた。
さらに、先月末には新型コロナウイルス感染拡大の影響によりイタリア国内で夜間の外出禁止令が出ている中、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーの自宅でブラジル代表MFアルトゥールとともにパーティーを実施。クラブはディバラに対して罰金処分を科している。
ユベントスはディバラとの契約期間を2022年6月まで残しているが、直近数カ月にわたり選手サイドと首脳陣はコンタクトをとっていないと伝えられている。また、先日にはパリ・サンジェルマンのFWマウロ・イカルディとトレードとなる可能性が取りざたされている。
しかし、ユベントスのファビオ・パラティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)は11日に行われたセリエA第30節・ジェノア戦前のメディアインタビューで同選手の去就について質問を受けると「彼の代理人とは毎週連絡をとりあっている」と語っており、先日の報道内容を否定した。なお、ディバラはジェノア戦でベンチ入りすると後半途中からピッチに立ち、チームの勝利に貢献している。
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