明治安田生命J1リーグの浦和レッズはエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトから元デンマークU-21代表FWカスパー・ユンカーを獲得することが決定的となったようだ。30日、デンマークメディア『bold』が報じている。
ユンカーは2014年にスーペルリーガ(デンマーク1部)のラナースFCでプロキャリアをスタートさせた後、デンマーク国内の複数クラブを渡り歩き、昨年にFKボデ/グリムトへ加入。2020シーズンは移籍1年目ながらリーグ戦24試合に先発出場し27ゴール11アシストをあげリーグ優勝に大きく貢献したほか、リーグ得点王に輝いている。
ユンカーとFKボデ/グリムトの契約期間は2022年12月までとなっているが、同選手の去就を巡っては名古屋グランパスが獲得にむけてFKボデ/グリムトと交渉を行っていると今月中旬にアメリカメディア『ESPN』が報道。しかし、FKボデ/グリムトの幹部がこの報道が事実ではないと主張していた。
その中、FKボデ/グリムトは先週末にユンカー本人がスペインで行われていたトレーニングキャンプから離れたことにくわえて、Jリーグクラブからのオファーを却下したことを公式発表していた。しかし、浦和レッズが移籍金2000万ノルウェー・クローネ(約2億5600万円)により獲得を打診したとノルウェーメディア『Nettavisen』が伝えると、『bold』は浦和レッズがユンカー獲得でFKボデ/グリムトとクラブ間合意に達したと報じている。
なお、同選手にはスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ベシクタシュやトラブゾンスポルも関心を寄せていた。外国籍選手の獲得が求められていた浦和レッズだが、ここにきて強化部の努力が実を結びそうだ。
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