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マドリード、退団濃厚のバスケス後釜にレバンテFWを買い戻しか

写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードが、レバンテに所属するスペイン人FWホルヘ・デ・フルートスの買い戻しに興味を示しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 今季のジネディーヌ・ジダン監督体制で右サイドバックの主力として活躍するスペイン代表MFルーカス・バスケスとの契約延長交渉が難航しているマドリード。今夏に契約満了となるバスケスは同クラブから提示された新契約のオファーを拒否したとみられており、退団するとの見方が強まっている。

 そのため、マドリードは同選手が退団した場合、理想的な後釜として過去に同クラブの下部組織に在籍したデ・フルートスの連れ戻しを検討しているという。数週間前にセビージャが照会を行なったというデ・フルートスに関して、マドリードは保有権の50%に加えて、優先交渉権を持っており、買い戻しに向けて大きなアドバンテージを手にしているとのことだ。

 現在24歳のデ・フルートスは、マドリードの下部組織出身で2019年7月にトップチームへ昇格を果たした後、レアル・バジャドリー、ラージョ・バジェカーノへのレンタル移籍を経験して昨夏にレバンテへ完全移籍。今季は公式戦30試合で3ゴール10アシストを記録している。