ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル主将のセルヒオ・ラモス、今週にも去就決断へ。今夏フリーでの退団濃厚

セルヒオ・ラモス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはかねてから今季終了後に契約満了により退団する可能性が取りざたされているが、今週にも自身の去就について決断を下すようだ。17日、スペイン国内のテレビ番組『El Chiringuito』が伝えている。

 セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。また、今年1月中旬に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)準決勝のアスレティック・ビルバオ戦で左ひざを負傷し先月6日に手術を受けたが、順調なコンディション回復を見せると今月13日に開催されたラ・リーガ第27節・エルチェ戦で復帰している。

 一方でセルヒオ・ラモスとレアル・マドリードの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は契約延長で合意に至っていない模様。選手サイドはクラブ首脳陣が単年ではなく2年契約を提示したことを評価しているものの、現行契約における年俸額から10%引き下げられることに対して不満を抱いているものとみられる。

 去就の決断時期について、選手サイドは今年3月いっぱいを目途にクラブ首脳陣に意向を伝えると報じられていたが、『El Chiringuito』は数日以内にもセルヒオ・ラモス本人が何らかの決断を下すと主張している。長らくレアル・マドリードを支えてきた34歳のベテランは果たして今夏に新天地を求めることになるのうだろうか。