ユベントスの元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニは今季終了後に現役引退の可能性があるようだ。17日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
キエッリーニは10シーズン以上にわたりユベントスに在籍。セリエA9連覇や4度のコッパ・イタリア優勝など数多くのタイトル獲得に貢献していた。しかし、直近数シーズンは度重なる負傷離脱に見舞われると、今季もここまで公式戦13試合に先発出場にとどまっている。
同選手は先月17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦1stレグで先発出場した際にふくらはぎに問題を抱えたことにより戦列を離れていたが、今月14日に行われたセリエA第27節・カリアリ戦で復帰している。数試合ではゲームキャプテンを任せられるなど今でもチーム内で重要な役割を担っているが、負傷離脱により満足にプレーできていない現状を考慮して今夏にも現役を退く可能性があるという見方が広まっているようだ。
なお、キエッリーニとユベントスの現行契約は今年6月に満了を迎える。イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチやすでに現役を退いているアンドレア・バルザーリ氏らとともに鉄壁の守備陣を形成していたキエッリーニだが、自身の今後について重大な決断を下すのだろうか。
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