バイエルン・ミュンヘンはユベントスからレンタル移籍により加入しているブラジル代表FWドウグラス・コスタを完全移籍により獲得することはないようだ。12日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
ドウグラス・コスタは2017年夏にバイエルンからユベントスに1年レンタルにより加入した後、ユベントスが翌2018年に買い取りオプションを行使。しかし、度重なる負傷離脱により先発での出場機会を減らすと昨年にバイエルンへ1年レンタルにより復帰していた。
ただ、同選手は今季ここまで公式戦わずか6試合の先発出場にとどまるなどハンス=ディーター・フリック監督のもとで厳しい立場に置かれているほか、先月中旬以降は負傷離脱により戦列を離れている。また、ドウグラス・コスタの取引においては買い取りオプションが付帯されているものの、バイエルンはこれを行使しないものとみられる。
さらにドウグラス・コスタとユベントスの現行契約は2022年6月まで残っているが、ユベントスは同選手を来季の構想に含めておらず、他クラブからのオファーを待っているようだ。爆発的なスピードからのドリブル突破を武器とするドウグラス・コスタだが、直近数シーズンにおいて負傷に泣かされてきたこともあり、本来のパフォーマンスは影を潜めている。
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