インテルのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは左ひざの手術を受けることにより、今季の残り試合をすべて欠場することが濃厚になったようだ。11日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。
現在33歳のビダルはユベントスやバイエルン・ミュンヘン、バルセロナに在籍した後、昨夏にインテルへ加入。かつてユベントスでともに仕事をしたアントニオ・コンテ監督のもとで今季はここまで公式戦30試合に出場し2ゴール2アシストをあげているが、先月14日に行われたセリエA第22節・ラツィオ戦では左ひざに問題を抱えたことにより欠場していた。
ビダルは直近のリーグ戦4試合ではピッチに立っているが、先発メンバーから外れており、一部からは左ひざの状態が万全ではないという声が上がっていた。その中、インテルは同選手が12日に左ひざ半月板の手術を受けることを公式発表。離脱期間は明らかになっていないものの、今季中の復帰は厳しいという見方が広まっているようだ。
なお、インテルとの現行契約が2022年6月に満了を迎えるビダルの去就を巡っては、元アルゼンチン代表指揮官のホルヘ・サンパオリが監督を務めるオリンピック・マルセイユが獲得に乗り出す可能性が報じられている。
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