ブンデスリーガ アイントラハト・フランクフルト

レアルで期待外れに終わったヨビッチ、フランクフルトでの復活に「時間が必要」

写真提供:Gettyimages

 レアル・マドリードからアイントラハト・フランクフルトにレンタル移籍中のセルビア代表FWルカ・ヨビッチが、本調子を取り戻すのには時間が必要だと説明した。ドイツ『ビルト』でのインタビューをスペイン『マルカ』が伝えた。

 2017年夏から2年間在籍したフランクフルトで、公式戦通算75試合36ゴール9アシストをマークしたヨビッチは推定移籍金6000万ユーロ(約77億5000万円)で2019年夏にレアルへステップアップ。しかし、レアルでは在籍1年半で2ゴールと金額に見合った活躍を披露できず、今冬に古巣フランクフルトにレンタルで復帰した。

 復帰後フランクフルトでは3試合で3ゴールとレアルでのゴール数を超えたヨビッチ。今後の復活に向けて、「僕にとって失敗は選択肢にない。プレッシャーはすべてのビジネスに付き物でプロサッカー選手には不可欠な要素だ。僕は挑戦が好きで、ベストな選手と自分を比較することが好きなんだ。自分の価値とクオリティを知っているからね。僕はまだ23歳で世界最高のリーグでプレーしている。素晴らしいチームでプレーしているし、僕がまだレアル・マドリードの選手であることを忘れてはいけない」と自身を信頼していることを強調した。

 ただ、6試合ノーゴールの現状について「今の所一番大事なのはできるだけ早く完璧に調子を取り戻すことだ。僕はまだ、90分間プレーする準備ができていない。だけど、一刻も早くこの状況を変えたいと思っている」と、以前のようなパフォーマンスを取り戻すのは時間が必要だと説いた。