明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレは昨季限りでジュビロ磐田を退団したブラジル人FWルリーニャを獲得するかもしれない。
ルリーニャは2007年にブラジルの名門コリンチャンスでプロキャリアをスタートさせると、デビュー当初から好パフォーマンスを発揮していたことにより、バルセロナをはじめヨーロッパのビッグクラブから関心を寄せられていた。その中、同選手は2009年から2年間にわたりポルトガルでプレーしたものの欧州主要リーグのクラブへの移籍は実現することなく、セアラーやクリーシュマなどブラジル国内クラブを渡り歩く。そして2016年以降は韓国、UAEアラブ首長国連邦、キプロスのクラブに在籍し、昨年にジュビロ磐田へ完全移籍により加入。公式戦26試合の出場し5ゴールをあげたものの、シーズン終了後に契約満了を告げられていた。
一方、湘南ベルマーレは今冬にプリメイラ・リーガ（ポルトガル1部）のポルティモネンセからブラジル人FWウェリントン・ジュニオールを買い取りオプションが付帯されたレンタルにより獲得しているほか、FWウェリントンが2014シーズン以来となる復帰を果たしている。しかし、日本政府が新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために入国規制を強化している関係でJ1リーグが開幕した今でもチームに合流できてない。
その中、ルリーニャ本人は4日、湘南ベルマーレのトレーニングに参加していたことを自身のSNSアカウントを通じて明かしていたことから、ファンの間で湘南ベルマーレへ加入する可能性がささやかれている。なお、湘南ベルマーレはJ1リーグ開幕節・サガン鳥栖戦で0-1と敗れると、2日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節・浦和レッズ戦をスコアレスドローで終えている。前線の外国籍選手が不在ということもあり得点力不足に陥ることが懸念される中、クラブ首脳陣は緊急補強に動いているかもしれない。
コメントランキング