Jリーグの複数クラブで指揮を執っていた過去を持ち、シンガポール代表の監督を務める吉田達磨氏がシンガポールサッカー協会(FAS)と新契約締結で合意に至った。5日、FASが公式サイトを通じて発表している。
吉田達磨氏は柏レイソルの下部組織のコーチやトップチームの強化部ダイレクターなどを歴任し、2015年シーズンからトップチームを率いた。その後、アルビレックス新潟やヴァンフォーレ甲府の監督を務めると、2019年6月にシンガポール代表監督に就任していた。
シンガポール代表は2019年9月から開催されているFIFAワールドカップ2022・カタール大会2次予選のグループDで格上のウズベキスタンやサウジアラビアなどと対戦。現在5試合を終えて勝ち点7を獲得しており、首位のウズベキスタンから2ポイント差と健闘している。その中、FASは攻撃的なスタイルの浸透を目指す吉田達磨監督の手腕を高く評価し、契約期間を2022年まで延長した。
なお、カタールW杯2次予選は今年3月下旬に4試合が開催予定となっており、シンガポール代表はパレスチナやサウジアラビアとの対戦を控えていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっている。
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