Jリーグ ジェフユナイテッド市原・千葉

ジェフ市原・千葉、新戦力の鈴木大輔が主将に「これからコミュニケーションを取りながら…」

鈴木大輔 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉は30日、今シーズンのキャプテンがDF鈴木大輔に決まったこと、およびGK新井章太が副キャプテンを務めることを公式発表している。

 鈴木大輔はスペインのジムナスティック・タラゴナに3シーズン在籍した後、2018年に柏レイソルに復帰。その後、浦和レッズに2シーズン在籍して昨年12月にジェフユナイテッド市原・千葉の一員となった。同選手は新戦力ながらもキャプテンを任されることについて「まずキャプテンという責任ある立場を任せてもらえたことは非常に光栄です。今からとても責任を感じています。加入したばかりで、まだ選手たちの性格やプレーは把握しきれていませんが、これからコミュニケーションを取りながらそれぞれの選手たちの特徴を早く掴み、プレーの中でもプレー以外の部分でも引き出し、皆で「一つの絵」を描けるようサポートし、また選手個々のリーダーシップを引き出すこともやっていけたらと思います。そしてクラブとして掲げている「J1昇格」という目標を達成できるよう、これまでの自分の経験を活かし、リーダーシップを取りながらクラブ全体で一つになっていけるよう戦っていきます」とコメントを残し、気を引き締めている。

 新井章太は川崎フロンターレでGKチョン・ソンリョンのバックアッパーとしてチームを支えると、2019シーズンのYBCルヴァンカップ決勝・北海道コンサドーレ札幌戦で先発出場し優勝に大きく貢献。昨季からジェフユナイテッド市原・千葉で正守護神を務め、J2リーグ全試合でピッチに立っていた。

 同選手は副キャプテンとしてチームをけん引することについて「副キャプテンになったからといって、自分としては何かを大きく変えることはせず、今まで以上にしっかりとチームのことを考えてプレーしていきたいと思います。またキャプテンがダイスケ(鈴木 大輔選手)になったので、まだジェフで1年目ということもあってわからないことがたくさんあると思うので、そこをしっかりとサポートをしつつ、自分の良さも発揮していけたらと思います。そして自分はゴールキーパーというポジションなので昨年後半から良くなってきた守備の部分をベースにして「攻撃に繋げる守備」の構築のために、選手一丸となって前に進めていきます」とコメントを残した。