チェルシーが保有権を持つブラジル人MFルーカス・ピアソンは今冬にもプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のSCブラガに完全移籍することがほぼ確実となっているようだ。8日、ポルトガル紙『A BOLA』や『Record』がこれを伝えている。
ルーカス・ピアソンは2012年1月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサンパウロからチェルシーに加入。しかし同選手は出場機会がほとんどなく、2013年1月にラ・リーガのマラガへのレンタル移籍を皮切りにフィテッセやアイントラハト・フランクフルトなど7クラブにレンタルの身で在籍。現在はプリメイラ・リーガのリオ・アヴェに所属している。
ただ、ポルトガル国内の複数メディアが報じるところによると、ルーカス・ピアソンは近日中にもSCブラガと4年契約でサインを交わす模様。またチェルシーとの契約期間は2021年6月までとなっているが、半年前倒しで契約解除を行うものとみられる。
過去にレンタル移籍を繰り返している現状に不満の声を漏らしていたルーカス・ピアソンだが、9年ぶりの完全移籍が成立することを願っているはずだ。なお、チェルシー加入後のレンタル移籍の遍歴は以下の通りとなっている。
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2013年1月~2013年6月:マラガ(スペイン)
2013年8月~2014年5月:フィテッセ(オランダ)
2014年7月~2015年6月:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
2015年8月~2016年5月:レディング(イングランド)
2016年8月~2018年5月:フラム(イングランド)
2019年1月~2019年6月:キエーボ・ベローナ(イタリア)
2019年9月~:リオ・アヴェ(ポルトガル)
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