明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレは8日午前、MF澤田恒と両者合意のもと契約解除することを公式発表している。
澤田恒は札幌第一高等学校から札幌大学に進学。卒業後はドイツにわたり、6部のVfBギンスハイムに入団する。1年後には5部のRWフランクフルトに加入すると再びアピールに成功。2017年に4部のキッカーズ・オッフェンバッハへ移籍し2019年夏までプレーした後、湘南ベルマーレに加わっていたが、ベルマーレでは約1年半の在籍で公式戦出場はなかった。
同選手は契約解除に至った経緯について「この度、あと半年の契約が残っていましたが、ドイツでの移籍先を探すため、双方合意という形で契約解除となりました。2019年の夏にチームに加えていただきましたが、一度もピッチに立つことができず、選手としてチームに貢献できず、情けない気持ちと応援していただいていた方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。チームへの恩返しとして、ピッチで活躍して、移籍金を置いての移籍が理想でしたが、力不足で叶いませんでした。大怪我もしました。思うように練習さえできない時間も多かったです。そんな中、チームメイト、監督、コーチ、トレーナー、フロントの方々、スポンサー様、そしてベルマーレサポーターの方々に支えていただき、とても感謝しています」
「今はドイツで移籍先を探しています。セレクションという形でチームに練習参加をさせてもらい、契約を勝ち取ろうとしている最中です。大学を卒業して、ドイツへ渡ったときのことを思い出します。期待と不安が混じっている感じです。最後に、今後のベルマーレの活躍を祈っております。1年半ありがとうございました」とクラブへの感謝の言葉とあわせてコメントを残した。
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