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横浜FC、ガンバ大阪から渡邉千真を獲得!一美和成はG大阪に復帰

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 明治安田生命J1リーグの横浜FCは4日午後、ガンバ大阪からFW渡邉千真を完全移籍で獲得したことを公式発表している。

 渡邉千真は長崎県の強豪・国見高等学校、早稲田大学をへて2009年に横浜F・マリノスへ入団。プロ1年目からコンスタントに出場機会を得ると2012年にはFC東京へ、2015年にはヴィッセル神戸へ移籍。ガンバ大阪には2018年途中から在籍していたが、2020シーズンはJ1リーグで11試合の先発出場にとどまっていた。

 同選手は横浜FC加入について「横浜FCで新たに挑戦できることを大変嬉しく思います。強い意欲と情熱を持って取り組みます。よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 またガンバ大阪を離れることについて「この度、ガンバ大阪を退団することになりました。来シーズンもガンバでプレーしたいと思っていましたが、クラブにとっても自分にとってもこのタイミングがベストだと感じています。2018年の夏にガンバ大阪の一員として迎え入れてくれたこと、そして素晴らしい選手達と切磋琢磨し、また競争した日々、ファン・サポーターの迫力満点な応援に見事なスタジアムの中、プレーできたことは自分の大きな財産になりました。偉大なクラブでプレーした誇りはこの先も消えることはありません。また会えることを楽しみにしています。ありがとうございました」と別れを告げた。

 一方で年度別代表に選出された経験を持つFW一美和成は、期限付き移籍の満了に伴いガンバ大阪への復帰が決定している。一美和成はロアッソ熊本の特別指定選手ながらも2016年にガンバ大阪へ入団。2018シーズンまではJ1リーグでの出場がなく、ガンバ大阪U-23の一員としてJ3リーグで経験を積むと、2019シーズンに京都サンガ、そして2020シーズンには横浜FCへレンタルで加入。今季は主力として公式戦34試合でピッチに立っていた。

 同選手は1シーズン過ごした横浜FCに対して「一年間という短い時間でしたが、本当にありがとうございました。新型コロナウイルスの影響で大変なシーズンでしたが沢山の方のサポートのおかげで乗り越えることができました。次お会いするときは対戦相手としてですが、成長した姿を見せる事ができるように頑張ります。応援ありがとうございました!」とコメントを残している。

 また、再びガンバ大阪でプレーするチャンスが巡ってきたことについては「ガンバ大阪に復帰することになりました一美和成です。京都サンガ、横浜FCでの経験を生かして成長した姿を見せれるように頑張ります。よろしくお願いします」と意気込みを語った。