フィオレンティーナのFWパトリック・クトローネは今冬にもウォルバーハンプトン・ワンダーラーズに復帰する可能性があるようだ。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ミランの下部組織出身であるクトローネは2019年夏にミランからウォルバーハンプトン・ワンダーラーズへ完全移籍するものの、プレミアリーグで出場機会を増やすことができず、昨年1月にフィオレンティーナへ買い取り義務が付帯された1年半のレンタルにより加わっていた。それでも昨シーズン後半戦はセリエAで9試合の先発出場とレギュラーをつかむには至らず、今季はリーグ戦で一度も先発メンバーに名を連ねていない。
フィオレンティーナのダニエレ・プラデSD(スポーツディレクター)は3日に開催されたセリエA第15節・ボローニャ戦の試合前にメディアインタビューに対応。この一戦でベンチ外となっていたクトローネに関する質問を受けると「彼はより多くの出場機会を望んでいる。我々はウォルバーハンプトンとともに適切な解決策を見出さなければならない」と語っており、今冬でのレンタル早期打ち切りの可能性を示唆している。
ミランでデビューした当初はイタリア国内屈指の有望株として名を馳せていたクトローネだが、今シーズン後半戦で本来のパフォーマンスを取り戻すためにきっかけを手に入れたいところだ。
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