明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは25日、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセから日本代表GK権田修一を1年間のレンタル移籍で獲得したことを公式発表しているが、ポルトガル紙『O JOGO』が同選手の契約内容を報じている。
権田修一はサガン鳥栖で2018シーズンに数多くのセーブを叩き出しクラブをJ1リーグ残留に導いた後ポルティモネンセへ完全移籍。加入当初は出場機会に恵まれなかったものの、2018/19シーズンの最終節でピッチに立つと、昨季はシーズン後半戦から正守護神を務め、公式戦18試合に出場していた。しかし、今季はここまで公式戦での出場がなく、Jリーグ復帰を決断している。
同選手に関する取引でポルトガル国内メディアが報じるところによると、清水エスパルスは1年のレンタル料として100万ユーロ(約1億2700万円)をポルティモネンセに支払う模様。また、1年以内に買い取りオプションを行使する場合には追加で200万ユーロ(約2億5400万円)を支払うものとみられる。
なお、ポルティモネンセはすでに柏レイソルの日本代表GK中村航輔の獲得に近づいているほか、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のボタフォゴFR退団が決定的となっているFW本田圭佑の加入がほぼ確実となっている。
今季セレッソ大阪を率いたミゲル・アンヘル・ロティーナ氏の招へいからはじまり、CDサンタ・クララから移籍金200万ユーロでFWチアゴ・サンタナを獲得するなど積極補強を展開する清水エスパルスだが、権田の加入により守備陣がより強固なものになるはずだ。
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