セリエA ミラン

負傷者続出のミランに朗報!イブラヒモビッチが全体練習に合流。ジェノア戦は…

ズラタン・イブラヒモビッチ 写真提供: Gettyimages

 ミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは16日に控えるセリエA第12節・ジェノア戦で復帰する可能性が高まっているようだ。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 同選手は今年1月にメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーからミランへの復帰を果たすと、39歳という年齢を感じさせないパフォーマンスでチームをけん引。今季は新型コロナウイルス感染による隔離も経験したが、11月中旬まで公式戦10試合に出場してすでに11ゴールをあげているが、11月22日に開催された第8節・ナポリ戦で左太ももを痛めると、その後は26日に行われたUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第4節リール戦から6試合の欠場を余儀なくされている。

 しかし、イブラヒモビッチは先週に個別メニューをこなすと14日には負傷離脱後初めて全体トレーニングに合流。ただ、ステファノ・ピオリ監督やコーチングスタッフはジェノア戦での起用を見送るものとみられ、今週末に控えるサッスオーロ戦で同選手をピッチに送り出す可能性が高いようだ。

 また、右足ハムストリングの負傷により今月上旬から戦列を離れているデンマーク代表DFシモン・ケアーは順調な回復を見せているものの、まだコンディションは万全でなく、ジェノア戦での復帰は微妙である模様。

 なお、ミランは13日に行われた第11節・パルマ戦でドローで終えたほか、この一戦で負傷交代したDFマッテオ・ガッビアとアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルの戦線離脱が確実となっている。年内にリーグ戦3試合を残すミランとしては、首位の座をキープして2021年を迎えたいところだ。