カバーニ
憧れの選手:バティストゥータ
今年(2020年)6月にパリ・サンジェルマン(PSG)を離れることとなったウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ。現在彼の獲得を多くのクラブが狙っており、夏の移籍市場はカバーニを中心に盛り上がりそうだ。
カバーニは、2013年7月16日PSGに移籍した際に、背番号9を選んだ。1992年から2000年にかけてフィオレンティーナで活躍したストライカー、元アルゼンチン代表ガブリエル・バティストゥータに憧れていたのが理由だったという。
バティストゥータはビオーラ(フィオレンティーナの愛称)で269試合に出場し、153得点を挙げた。1試合あたり1.7ゴールという、驚異的な決定力を持ち、理想的なレジェンドストライカーだった。
カバーニはバティストゥータについてこう話している。
「昔から憧れているストライカーを1人選ばなければならないのなら、バティストゥータを選びますね。フィオレンティーナの9番を背負った彼は最強でした。9番は特別な数字で得点を挙げる人間を表します。よく似合っていましたよ」
ロナウド
憧れの選手:自分
世界年間最優秀選手を決めるバロンドール賞を5回も受賞しているユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウド。現代サッカーの最強選手にも憧れのプレイヤーがいるのだろうか?答えはノーだ。
2011年、まだ26歳だったロナウドはこう語っている。
「私には憧れの選手がいません。自分が好きです。ポルトガル史上最強選手ではなく、世界一強いプレイヤーになりたいです。そのためにいつも努力しています。引退した時は、自分のスタッツやプレーを振り返り、世界一になれたかどうかを確認したいと思います」
ただし2003年、ユナイテッドに移籍したロナウドには、自分より強いと認めるほどの選手がいた。それは同じポルトガル人であるFWファビオ・パイムであった。
あるジャーナリストに対してロナウドが「僕が強いと思いますか?じゃあまだファビオ・パイムのプレーを見てないですね」と語っている。しかし、ロナウドより3歳年下のパイムは、暴力団との関わりを持つなどして複数の問題を起こし、残念ながらサッカー界で頭角を現すことがなかった。
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