新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るった為に、いつも側に当たり前のようにあったフットボールは人々から遠ざかった。ファンが居なくなったスタジアムは経営悪化を招き、倒産するクラブも後を絶たない。
世界最高峰のクラブであるレアル・マドリードも例外では無いようだ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、同クラブは今夏人員整理を考えており、数人の選手の放出を許可する構えだ。英紙『ミラー』の特集に基づいて、今夏最もマドリードからプレミアリーグに移籍する可能性が高い5選手をご紹介しよう。
ガレス・ベイル
国籍:ウェールズ
2013年に当時1億ユーロ(約118億円)の移籍金でトッテナムからスペインの首都にやってきたベイル。このウェールズ人のレジェンドはチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ、合計14個ものタイトルをマドリードにもたらしてきた。
今月初めにベイルは英紙『サンデータイムズ』が発表した長者番付で、最も裕福な若いスポーツスターに選ばれた。その主な理由は彼がマドリードで受け取る35万ポンド(約4600万円)の週給だという。
マドリードが今夏人員整理による経費削減を進める中、ベイルが最初の放出候補だと名指しを受けたようだ。プレミアリーグ復帰となれば古巣であるトッテナムが第一候補だと考えられるが、サウジアラビアのPIE(公的投資資金)による買収が濃厚なニューカッスルも、新チームの顔になって貰うべく獲得に動く見込みだ。
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