昨シーズンから守備陣に課題を抱えているアーセナル。プレミアリーグ第12節を終えた時点での失点数は「17」と上位にいるチームの中では目立つ数字だ。
そんなアーセナルは1月の移籍市場でDFの補強に注力する噂が頻繁に報じられている。そこで今回はアーセナルが関心を寄せているディフェンダーの選手たちを紹介する。
トビー・アルデルベイレルト
所属:トッテナム・ホットスパー
トッテナムとの契約が2020年夏までに迫っているベルギー代表DFアルデルベイレルト。マンチェスター・ユナイテッドやローマなどからの関心も応じられている同選手だが移籍金が格安になることが予想されている。
今夏には7200万ポンド(約94億円)でコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺを獲得したアー瀬セナル。ガボン代表FWピエール・エメリク=オーバメヤンの去就も気になることからも、来年夏の移籍市場へ向けて資金をためておきたいところ。経験豊富の選手を低価格で買えるなら同選手の獲得に動いても不思議ではない。
トーマス・ムニエ
所属:パリ・サンジェルマン
ベルギー代表DFトーマス・ムニエはウナイ・エメリ監督がPSG所属時代にともに戦った経験があるサイドバックだ。同選手も来年夏の移籍市場で契約が切れる選手の一人だ。
そんなムニエだが右サイドを全般こなせる他、クラブブルッヘ所属時代には数試合ではあるが、ボランチで試合に出場した経験もある。スイス代表MFグラニト・ジャカが退団することになるのであれば、ボランチのバックアッパーもこなしてくれるかもしれない。
ダエル・フライ
所属:ミドルスブラ
プレミア2部相当のチャンピオンシップに所属するミドルスブラでプレーしているU-21イングランド代表DFダエル・フライ。
センターバックを主戦とする同選手はここ2年で市場価値を500万ユーロ(約6億円)上げ、将来イングランド代表として注目されている選手の一人だ。
しかし、まだ22歳と若く、アーセナルの現状を打開できるほどの力はまだなさそう。サンテティエンヌへレンタル中のウィリアム・サリバの将来の相棒として迎え入れる可能性が浮上している。
パウ・トーレス
所属:ビジャレアル
ビジャレアルで評価を上げている22歳のスペイン代表DFパウ・トーレス。日本時間16日に行われたマルタ代表戦では、A代表デビュー戦初ゴールを決め話題にもなった。
また、トーレスはビジャレアルで公式戦13試合に出場。センターバックとしてすべての試合でフル出場をして1ゴール1アシストも記録している。
なお、アーセナルはすでに同選手の獲得に動いているとも報じられており、4300万ユーロ(約52億円)を準備しているようだ。
ニコ・エルベディ
所属:ボルシアMG
ボルシア・メンヒェングラートバッハのスイス代表DFニコ・エルベディ。20歳の頃からスイスA代表に招集されている同選手はブンデスリーガの中でもトップレベルのセンターバックとして知られている。
そんなエルベディとボルシアMGの契約は2021年夏まで。来年夏の移籍市場になれば移籍金が安価になることが懸念されているため、1月の移籍市場でも手放す可能性はあるようだ。
レオ・サントス
所属:コリンチャンス
コリンチャンスのU-20ブラジル代表DFレオ・サントスもアーセナルが狙うディフェンダーの一人。 今シーズンは怪我で試合には出場出来ていないが、ヨーロッパ中のクラブがスカウトに訪れていたほどの有力選手だ。
そんなサントスとコリンチャンスの契約は2020年9月までに迫っており、安い移籍金で獲得が狙える。また、サントスはセンターバックだけでなくボランチもこなせる選手。ジャカ退団が有力なアーセナルにとって魅力的な人材だろう。
ダヨ・ウパメカノ
所属:ライプツィヒ
最後にアーセナルだけでなく様々なクラブからの関心が伝えられているU-21フランス代表DFウパメカノ。同選手とライプツィヒの契約は2021年6月までに迫っており、移籍の噂が活発化してきている。
ヨーロッパの中でも有力な期待の若手として注目されている同選手の市場価値は4000万ユーロ(約48億円)。アーセナルの他にもマンチェスター・シティやトッテナム・ホットスパーなども関心を示しているが果たして…。
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