地力か番狂わせか。最後に勝つのは誰か
各地で熱戦が繰り広げられているJリーグ。今シーズンも残すところ5試合となってしまった。サポーターの熱量は世界最高クラスであると日に日に感じる今日このごろ、前節を終えた時点でのJリーグの順位表をおさらいしてみよう。
🥇 最新順位表
— Jリーグ (@J_League) October 19, 2019
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上位では鹿島アントラーズ、FC東京そして横浜F・マリノスによる「三つ巴」の様相を呈してきた。勝ち点1差の負けられない戦いはスリル満点といったところか。
対して残留争いに視点を変えると、こちらもこちらで中々混沌とした状況となっている。毎シーズン残留争いは白熱しているのだが、今シーズンは特におもしろいことになるだろう。9位以下のチームにまだまだ降格の可能性が残されているからだ。今回は勝ち点35以下の「残留争い」という熱い戦いに挑戦するチームの今後の対戦チームを見ていくことにしよう。
【9位-13位】
いわゆる「勝ち点35組」のラインナップは上記の通りだ。
ガンバ大阪は大分トリニータ以外は同じ残留争いを繰り広げるチーム。32節・33節のホーム2連戦が正念場といったところか。
優勝争いをしてもおかしくない戦力を有するヴィッセル神戸だがこの位置に停滞してしまっている。わずかでも上位進出を目指すために次節のベガルタ仙台戦、そして名古屋グランパス戦は落とせない試合となるだろう。
ベガルタ仙台は次節から「勝ち点35組」との3連戦が待ち受けている。ここで1つでも勝利を収めることができれば大きく前進することができるだけに譲れない。
浦和レッズは残り5試合すべて簡単に勝利できる相手ではないだろう。これ以上敗戦を重ねることはないとは思うが。
清水エスパルスは次節の「静岡ダービー」を制して残留に弾みをつけたい。33節セレッソ大阪戦までにはある程度残留の見込みを立てることができれば理想的だ。
【14位-18位】
上記は14位以下5チームの今後の日程である。
シーズン前半の勢いを完全になくした名古屋グランパス。31節のヴィッセル神戸戦を皮切りに生き残りを賭けた残留大一番を3試合迎えることになる。
遂に降格ラインを脱出することに成功し勢いに乗るサガン鳥栖。次節の横浜F・マリノスを乗り越えることができれば未来は明るいか。
ここリーグ戦4連敗、更に監督交代と苦しい湘南ベルマーレはガンバ大阪・松本山雅FCを除けば上位陣との対戦を控えている。勝ち点を1つでも多く、まずはガンバ大阪との試合は是が非でも制したい。
自動降格圏に沈む松本山雅FCは得失点差では他のチームに比べてアドバンテージ。この強みを活かすためにも、大量失点せずに勝ち点を積み上げたい。最終節の湘南ベルマーレ戦が残留争い直接対決にならないことを切に願う。
ジュビロ磐田は降格ラインから鑑みるに3勝以上が最低条件。次節アウェイの中迎える静岡ダービーやホーム名古屋グランパス戦を勝利できるかが残留への足がかりとなるはずだ。
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