日本代表

板倉滉、中山雄太が新たに海外挑戦。タレント豊富な東京五輪世代で他の注目選手は?

弊サイトでは川崎フロンターレのDF板倉滉がマンチェスター・シティへ完全移籍し、フローニンゲンへレンタルで加入したことを受けて東京五輪世代で冬の移籍市場を賑わせた選手を紹介した。そこで今回も東京五輪世代で注目すべき選手を取り上げる。


田川亨介

年齢:19
ポジション:FW
所属クラブ:FC東京

サガン鳥栖の下部組織出身である田川は2017年にトップチームに昇格すると、1年目にしてJ1リーグで24試合に出場するなどスーパーサブとして機能。スピードを生かしたドリブルには定評があり、一時期レスター・シティが関心を示しているという報道が駆け回った時もあった。ただ昨季はチームの得点力不足を受け、夏にFWフェルナンド・トーレスとFW金崎夢生を獲得したこともあり、出場機会が限られていた。環境を変えて自身の才能を開花させたいところだ。


小川航基

年齢:21
ポジション:FW
所属クラブ:ジュビロ磐田

名波浩監督から大きな期待を受けて桐光学園から2016年にジュビロ磐田に入団した小川航基だったが、2017年5月に行われたU-20ワールドカップで左膝前十字靭帯損傷および外側半月板損傷により長らくピッチから遠ざかった。しかし昨季は3月のルヴァンカップ・グループステージ・北海道コンサドーレ札幌戦で復帰を果たすと、J2降格の危機に瀕して迎えたJ1参入プレーオフ決定戦・東京ヴェルディ戦ではPK獲得により名波監督の先発起用に見事応えている。


橋岡大樹

年齢:19
ポジション:MF
所属クラブ:浦和レッズ

今季の開幕からリーグ戦5試合で未勝利と最悪のスタートを切った浦和レッズは4月に大槻毅暫定監督が就任。これをきっかけに浦和レッズのアカデミー出身である橋岡大樹は第7節のヴィッセル神戸戦でいきなり先発に抜擢されると、持ち前のサイドでの上下動激しいプレーや運動量でアピールに成功。オズワルド・オリヴェイラ監督就任後も右サイドの定位置を掴んでいる。また大槻暫定監督も「足がつっても走れる」とコメントを残すなど、絶大なる信頼を寄せていた。


伊藤達哉

年齢:21
ポジション:FW
所属クラブ:ハンブルガーSV

育成に定評のある柏レイソルの下部組織からハンブルガーSVへ入団した伊藤達哉は2017/18シーズンの9月にトップデビューを果たすと、小柄ながらもサイドでのキレのあるドリブルを武器に頭角を現しリーグ戦で20試合に出場した。昨季はクラブ創設初となる2部降格という屈辱を味わっているが、1部昇格を目指す今季は監督交代後ベンチを温める日々を送っている。


堂安律

年齢:20
ポジション:FW
所属クラブ:フローニンゲン

2017年夏にガンバ大阪からフローニンゲンにレンタルで加入すると、加入1年目に公式戦で2桁ゴールを記録。ファン投票によって決められるクラブ内のシーズンMVPに選出されるなど得意のドリブルや決定力をいかんなく発揮した成果が早くも現れている。今季はここまでリーグ戦17試合出場で4ゴールと少し物足りない数字となっているが、それでも若手版バロンドールの「コパ・トロフィー」にノミネートされるなど、着実に自身の知名度を欧州全体に広めている。