ラ・リーガ バルセロナ

ファンの期待を裏切る衝撃の結末。21世紀のクラシコ大差決着5選

バルセロナとレアル・マドリードのエル・クラシコは通算成績でバルセロナの80勝43分87敗とほぼ互角となってる。ただその中でも今季のクラシコのように大差での決着は過去にも存在する。そこで今回は2000年代以降にて、ワンサイドゲームとなったクラシコを紹介する。


2007/08 ラ・リーガ第36節

レアル・マドリード 4-1 バルセロナ

得点者(クラブ名)
・12分 ラウール・ゴンザレス(レアル・マドリード)
・20分 アリエン・ロッベン(レアル・マドリード)
・64分 ゴンサロ・イグアイン(レアル・マドリード)
・79分 ルート・ファン・ニステルローイ(レアル・マドリード)
・87分 ティエリ・アンリ(バルセロナ)

このシーズンはマドリードが圧倒的な強さを誇っており、クラシコが行われた36節にはすでにリーグ優勝の行方はほぼ決まっていた状況だった。なおマドリードが2000年以降にクラシコで4点以上決めた試合は意外にもこの1試合のみとなっている。


2008/09 ラ・リーガ第34節

レアル・マドリード 2-6 バルセロナ

得点者(クラブ名)
・14分 ゴンサロ・イグアイン(レアル・マドリード)
・18分 ティエリ・アンリ(バルセロナ)
・20分 カルレス・プジョル(バルセロナ)
・35分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
・56分 セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
・58分 ティエリ・アンリ(バルセロナ)
・75分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
・82分 ジェラール・ピケ(バルセロナ)

このシーズンからバルセロナのトップチームを率いているジョゼップ・グアルディオラ監督の手腕に導かれ、シーズン終盤には優勝争いの行方がほぼ決まっていた。その中で迎えたクラシコも周囲の予想通りバルセロナが圧勝。結局バルセロナが2位マドリードに9ポイント差をつけて優勝を果たしている。


2010/11 ラ・リーガ第13節

バルセロナ 5-0 レアル・マドリード

得点者(クラブ名)
・9分 シャビ(バルセロナ)
・17分 ペドロ(バルセロナ)
・54分 ダビド・ビジャ(バルセロナ)
・56分 ダビド・ビジャ(バルセロナ)
・90+1分 ジェフレン・スアレス(バルセロナ)

メッシ、スアレス、ビジャの3枚を沿えてクラシコに臨んだバルセロナは、ビジャが2ゴールと鮮烈なパフォーマンスを披露した。ただ終了間際にDFセルヒオ・ラモスがメッシに対して危険なタックルを仕掛けたことにより、両チームがエキサイト。結局ラモスが一発退場となるなど、後味の悪い試合となっている。


2015/16 ラ・リーガ第12節

レアル・マドリード 0-4 バルセロナ

得点者(クラブ名)
・11分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
・39分 ネイマール(バルセロナ)
・53分 アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
・74分 ルイス・スアレス(バルセロナ)

リオネル・メッシがベンチスタートとなり、ネイマール、スアレス、セルジ・ロベルトの前線3枚で臨んだバルセロナだったが、前半で2ゴールを奪うと56分からメッシがピッチに送り出されてさらに攻撃が活性化。気づけば4得点による快勝劇となっていた。


2018/19 ラ・リーガ第10節

バルセロナ 5-1 レアル・マドリード

得点者(クラブ名)
・11分 フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)
・30分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
・50分 マルセロ(レアル・マドリード)
・75分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
・83分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
・87分 アルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)

今季は両クラブともに序盤から勝ち点を落とす苦しいシーズンとなっている。マドリードはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの退団の穴を埋めることができず、クラシコでも5失点の歴史的大敗を喫し、翌日にフレン・ロペテギ監督は解任の憂き目に遭っている。