セリエA サンプドリア

インドネシア出身のサンプ守護神、前節までの4失点はクラブ史上最少記録

 サンプドリアのGKエミル・アウデロは現地時間28日に行われたセリエA第10節・ミラン戦で3失点を喫したものの、開幕戦から前節までの失点数はクラブ史上最少の成績だったようだ。現地時間28日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 インドネシア出身という少し変わった生い立ちを持つアウデロは今夏にユベントスからサンプドリアに1年のレンタルで加入。主力として開幕戦から起用されると好パフォーマンスを披露し、マルコ・ジャンパオロ監督の信頼をつかみ取っている。

 また前節までのリーグ戦9試合での合計失点数は「4」に抑えているほか、5試合においてクリーンシートを達成。さらにセーブ率も欧州5大主要リーグのトップである87.5%という驚異の数字を残していた。

 サンプドリアはミランに2-3と敗れはしたものの、前半に逆転に成功するなどアウェイで地力を見せている。アウデロは今季初となる1試合での複数失点を喫しているが、それでも指揮官からの厚い信頼が揺らぎることはないだろう。