ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、正守護神オブラクの契約解除金を262億円に引き上げか

 アトレティコ・マドリードはスロベニア代表GKヤン・オブラクと新契約締結に向けた話し合いを行っているようだ。現地時間27日、スペイン紙『アス』がこれを伝えている。

 現在レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトゥワの後釜として2014年夏にベンフィカからアトレティコ・マドリードに加入したオブラクは、昨季まで公式戦160試合に出場し50%以上にものぼる驚異のクリーンシート達成率を誇っており、チームの堅守の根幹を担っている。

 同選手にはここ数シーズンにわたり、多くのビッグクラブが獲得に興味を示しており、今夏にはクルトゥワをレアル・マドリードに放出したチェルシーが獲得に向けて接触を図っていたものの、破談に終わっている。

 アトレティコ・マドリードは現在1億ユーロ(約131億円)に設定されている契約解除金を2億ユーロ(約262億円)に引き上げ、他クラブによる引き抜きを限りなく不可能な状態にすることを画策しているほか、オブラクの年俸引き上げも視野に入れているようだ。

 常にメガクラブからの引き抜きの噂がつきまとっているオブラクだが、アトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場が閉鎖したばかりのタイミングでいち早く新契約を結びたいところだろう。