代表チーム クロアチア代表

いよいよ決戦の時!決勝戦で注目すべき重要な3つのポイント

リュカ・エルナンデス 写真提供:Getty Images

 SBの主導権争い

 この両国でもうひとつ見逃せないのが、SBの質の高さだ。フランスはリュカ・エルナンデスとベンジャマン・パバール、クロアチアはイバン・ストゥリニッチとシメ・ブルサリコの両SBが攻守両面で好パフォーマンスを維持していることは特筆に値する。

 フランスがアルゼンチンを下した試合のパバールのスーパーボレーシュートは、リュカからのクロスボールだった。シュトゥットガルトではセンターバックとしてプレーしているパバールだが、そのパスの正確さと安定したポジショニングで、ムバッペの後ろのスペースを完全にカバーしている。

 興味深いのはアトレティコ・マドリードのサイドバックが両チームで先発していることだ。ブルサリコとリュカは、1試合を通じて集中力の切れることがほとんどなく、粘り強い守備と、抜群のタイミングの攻撃参加でチームに幅をもたらしている。特にブルサリコは精確なクロスボールでチャンスを演出し、イングランド戦ではイバン・ペリシッチの同点弾をアシストした。2人とも守備時のカバーリング能力が優れており、危機察知能力の高さが特徴だ。ブルサリコとリュカ、どちらが主導権を握るのか、また逆サイドのストゥリニッチとパバールのどちらが主導権を握るのか、もしかすると勝敗を分ける肝になるかもしれない。

著者:ペペ土屋

フットボール・トライブ編集長。ベティコ。

Twitter:@PPDOLPHINS

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