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PSG会長、元ドルトムント指揮官トゥヘル氏の招聘報道を否定

 パリ・サンジェルマンのナセル・アル=ヘライフィ会長は、来季からトーマス・トゥヘル氏がチームを率いるとの報道を否定した。16日にフランス『キャナル・プリュス』が伝えた。

 2016年夏に、PSGは悲願のチャンピオンズリーグ優勝を達成すべく、セビージャをヨーロッパリーグ3連覇に導いたウナイ・エメリ監督を招聘した。しかし、昨季はバルセロナを相手に歴史的大逆転負けを喫し、今季は王者レアル・マドリードを相手に完敗した。

 国内タイトルも今シーズンは独走状態でリーグ・アンを制したものの、優勝が事実上義務付けられている中で昨シーズンはモナコに譲ってしまう形で5連覇をのがしてしまった。結果、エメリ監督は契約を延長せず今季限りでチームを去ることが濃厚となっている。

 したがって、最近では公認候補の名前が飛び交う様になっており、そんな中、先日には元ドルトムント指揮官のトーマス・トゥヘル氏を招聘することになったの報道も出た。しかし、PSGのナセル・アル=ヘライフィ会長は以下の様に話し、その報道を否定した。

「誰かと契約したときには我々は公式発表を行う。我々には契約が満了するまでピッチ上で指揮する監督がいる。とにかく今日は、リーグ・アンで優勝できた事を喜ぼうじゃないか」

 果たして来季からPSGを率いるのは誰になるのか、これからも目が離せない。