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PSG、英経済紙のFFP違反報道を否定。制裁回避を再度強調

 パリ・サンジェルマンは、ファイナンシャル・フェア・プレー制度(FFP)違反により罰せられるという報道を強く否定した。12日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 昨夏に合計4億200万ユーロ(約531億円)でブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・ムバッペをチームへ加入させる事に成功したPSG。ただ、前例のない大型補強にFFP違反ではないかという論争が巻き起こっている。

 そんな中、先日イギリスの日刊経済紙であるフィナンシャル・タイムズが、PSGが発表したスポンサー収入は実際よりもサバを読んで発表しており、そしてFFPの回避は厳しいと報じた。FFPに関してUEFAは引き続き調査を進めているが、この報道を受けてPSGは「PSGはイギリスメディアにより再び間違った情報が報道されたことを遺憾に思います」と声明を発表し、問題はない事を再強調した。

 PSGは2014年にUEFAからカタール経由のスポンサー収入は公正ではないと判断され、結果として罰金と同シーズンのチャンピオンズリーグにて登録人数を制限されるという制裁を受けたことがある。2度目の違反となると更に制裁は厳しくなると見られているが、果たしてどのような結果になるのだろうか。注目が集まる。