リーガの第22節でバルセロナはエスパニョールと4日対戦した。このダービー・マッチは白熱した試合になり、バルセロナはリードを許すも後半残り僅かでのゴールで結局1-1の引き分けで終わっている。4日、スペイン紙『マルカ』をはじめとする各国多数メディアが報じている。
バルセロナ県のダービーであるこの試合は近年ずっと激しい戦いを見せている。しかもこの試合はコパ・デル・レイでぶつかったので18日間3回目の試合になる。そのため緊迫の試合になった。
前半に関して言えば、バルセロナの決定機はバーにはじかれたブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョのシュートだけだった。しかし、それに対してエスパニョールはFWレオ・バチストンが重要な決定機を2度もはずしている。
そして後半開始すぐにFWジェラール・モレノがバチストンのアシストでゴールネットを揺らす。しかしこれはアシスト前にボールがゴールラインを超えていたため取り消される。得点はなかったものの明らかにバルセロナのカバーに問題が生じ始ていた。
バルベルデ監督は後半14分にスペイン代表FWパコ・アルカセルにかえアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、そしてDFネルソン・セメドにかえDFセルジ・ロベルトを投入する。しかし、決してこの状況の解決策にはならなかった。
後半61分にMFホセ・マヌエル・フラドと交代したMFセルヒオ・ガルシアの完璧なクロスをモレノがヘッドであわせ得点をあげたのだ。この悪化する状況にバルベルデ監督はスペイン代表MFジョルディ・アルバを投入するも時すでに遅し。
かのように見えた。後半83分にメッシのフリーキックにスペイン代表DFジェラール・ピケが頭であわせ同点に成功した。この劇的な同点弾をあげたピケはエスパニョールがバルセロナ県のチームではないと公言し続けており、エスパニョールファンに憎まれる存在だ。
試合はこのまま1-1で終了し、バルセロナはリーガでの無敗記録をさらにのばすことになった。この試合終了後もピケのゴール後のパフォーマンスが問題になっており、ダービー特有の宿敵関係はさらなる緊迫感を漂わせる物になりそうだ。
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