ポーランド代表は24日、ナイジェリア代表と国際親善試合を開催し、0-1で敗戦を喫した。この一戦を地元メディア『pilkanozna』が分析している。
「ポーランド代表は論争を呼ぶペナルティキックにより(微妙な判定が多数あり)敗戦を喫した。その観点から見れば、少しは慰めとなるだろう。アダム・ナバウカ監督は従来とは異なる方法で複数のメンバーを起用。3バックのテストを決断した」
「3バックは本職のカミル・グリクとマルチン・カミンスキに加え、クラブではSBを務めるウカシュ・ピシュチェクをCBにコンバート。しかし、彼の攻撃的な魅力は欠けてしまった」
「強靭なフィジカルを持つナイジェリアに対して、ポーランドは秩序立っていつも通りにプレーした。ナイジェリアが守備ブロックを整えた状態ではラファウ・クルザワが中心となり攻撃。ペナルティエリア内にいるロベルト・レバンドフスキを見つけた時にチャンスが生まれた」
「新しい戦術を試みたアダム・ナバウカ監督の意図は理解できるが、古典的な4-4-2よりも効果的で(相手にとって)危険な攻撃ができたとは思えない(怪我のヤクブ・ブワシュチコフスキ、マチェイ・マクシェフスキを欠いたことも影響している)」
「監督はEURO2016を経験したグジェゴシュ・クリホビアクらを筆頭に、クラブで出場機会を得られていない選手が、ポーランド代表において高いレベルに上がれるかを判断したいと考えていたようだ」
「ナイジェリア代表はセネガル代表の”ふり”をしていたが、本戦ではもっと強い相手と戦うだろう。幸いにもまだ90日ほど猶予が残されている」
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