リーグ・アン パリ・サンジェルマン

レアルに痛手。故障中の主力選手たちの復帰がPSG戦に間に合わない可能性

 レアル・マドリードは3月6日にパリ・サンジェルマンと対戦する。全力で臨まなくてはいけない極めて重要な試合だ。そんな中、同クラブにとって大きな痛手となりうるニュースが入ってきている。20日、スペイン紙『アス』が報じた。

 今季不調が続いたマドリードには獲得し得るタイトルがチャンピオンズリーグしか残っていない。同クラブはPSGという超強豪相手にファーストレグで3-1で快勝したことで一息つけることができた。しかし、依然として緊張感を決して解けない状況にいる。

 次戦のセカンドレグはパリで行われる。ホームでリベンジを誓うPSGを前に、マドリードは決して手を抜くことは許されない。しかし、マドリードは主力選手たちの故障で悩まされている。

 ファーストレグで自身も得点を決めるなどの大活躍をしたブラジル代表DFマルセロは18日に行われた第24節レアル・ベティス戦で負傷し、交代を余儀なくされている。この試合には勝利したものの思いもよらぬ痛手だ。

 そして中盤の絶対的存在である、クロアチア代表MFルカ・モドリッチが20日朝の練習を故障で欠席した。報道によるとマルセロ、モドリッチ共にハムストリングの故障であるとのことだ。

 ジダン監督はモドリッチの故障は古傷が若干再発したものであると21日のレガネス戦(延期になっていた第16節)の前日会見で語っている。同監督はマドリードのスタッフがモドリッチの回復に向けて全力を尽くしているとも語った。

 同クラブは両選手の復帰までにかかる期間を公式発表していない。しかし、『アス』の医療専門家であるホセ・ゴンザレス医師は2週間から3週間かかる可能性もあると言及している。