日本代表MF鎌田大地は、2022/23シーズン限りでブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを退団。セリエA(イタリア1部)ミラン加入間近と報じられていたが、ここにきてローマ移籍の可能性が高まっているようだ。
イタリアメディア『カルチョメルカート』の報道によると、ローマは中盤の強化を目指す中、当初はサッスオーロ所属MFダビデ・フラッテシの獲得を目指していた模様。しかし同選手はインテルへ移籍する見込みとなっており、代替候補として挙がっていた鎌田の獲得に動くものとみられる。
同メディアは鎌田の起用法について「ジョゼ・モウリーニョ監督は1年前のヘンリク・ムヒタリアンと同じように、(中盤で)ブライアン・クリスタンテと並べて起用することができると考えている」と考察。
「フランクフルトからローマへフリー移籍したDFエバン・ヌディカの存在が、鎌田獲得を後押しする。年俸は250万ユーロ(約3億9000万円)以下であり、アジアでのブランド力を高める可能性があるのは非常に魅力的だ。取引はすぐに成立するかもしれない」としている。
一方、ミランはチェルシーからMFルーベン・ロフタス=チークを獲得。EU圏外選手枠が残り1枠となる中、鎌田ではなくビジャレアルに所属するナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼの獲得を優先するとみられている。またイタリアメディア『メディアセット』は、鎌田とミランの交渉について「待機状態だ」と伝えている。
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