神戸退団イニエスタ再会か。メッシのMLSインテル・マイアミ移籍に言及

　元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは今季途中でヴィッセル神戸を退団。MLS（アメリカ・メジャーリーグサッカー）のインテル・マイアミが移籍先候補にあがる中、バルセロナ時代のチームメイトであるFWリオネル・メッシのインテル・マイアミ加入に理解を示している。

　メッシはバルセロナでUEFAチャンピオンズリーグやラ・リーガ（スペイン1部リーグ）など、数多くのタイトルを獲得。2021年夏にパリ・サンジェルマン（PSG）へ移籍したが、2022/23シーズン終了後に契約満了で退団。バルセロナ復帰が報じられる中、インテル・マイアミへ加入している。

　メッシがバルセロナ復帰を決断しなかったことに対して賛否両論が沸き起こる中、イニエスタも同選手のMLS挑戦に言及。スポーツ動画配信サービス『DAZN』のインタビューで以下のようなコメントを残している。

　「バルセロナ復帰には特別な意味があるけど、最終的には誰もが最善の選択肢、自分にとって良いと思うものを探すんだ。おそらくこれまでとはまた違った経験をするだろう。（インテル・マイアミ移籍が）彼が楽しみにしていたものであり、望んでいたものであれば、今までと同じようにきっとうまくいくだろう」

　なおイニエスタの新天地については、スペインメディア『Fichajes』が先月末に「インテル・マイアミは、イニエスタとメッシの再会を望んでいる。MLSで最悪なクラブの1つだが、メッシやイニエスタのような中東からオファーが届くような選手を獲得し、MLSで頂点に立つことを夢見ている」とリポート。

　インテル・マイアミを有力候補として報じると、同クラブのオーナーであるホルヘ・マス氏はスペイン紙『エル・パイス』のインタビューで「あと2,3人は来る」とさらなる補強を明言。イニエスタの去就に言及しなかったものの、DFジョルディ・アルバやFWルイス・スアレス獲得の可能性をほのめかしてる。