明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪所属の日本代表DF半田陸は、元ヴィッセル神戸所属FW
小田裕太郎擁するスコットランド1部ハーツ移籍が破談に終わったようだ。
半田がハーツに移籍する可能性については、英紙『デイリーレコード』が先月22日に「ハーツがG大阪に対して買い取りオプション付きレンタル移籍でオファー提示」と報道。英紙『エディンバラニュース』は27日に「クラブ間交渉が続いている」と伝えていた。
しかし英メディア『フットボール・スコットランド』は今月2日に「半田の獲得交渉が破談」とリポート。これによると、G大阪が金銭面での条件を変更したことが交渉決裂の背景であるとのこと。選手サイドの意向について「欧州挑戦を望んでいるため、スコットランド移籍に前向きだと考えられていた。彼は他の移籍先を検討することになる」としている。
半田は2019年3月にモンテディオ山形とプロ契約を締結すると、2021年から2シーズンにわたり右サイドバックのレギュラーとして活躍。今年G大阪へ完全移籍すると、自身初のJ1挑戦ながらも今季ここまでリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。今年3月には初めて日本代表に招集されている。
なおハーツは半田のみならず、大宮アルディージャからポーランド1部グールニク・ザブジェへ期限付き移籍していたMF奥抜侃志への関心も報じられていた。しかし奥抜は先月30日、大宮からドイツ2部ニュルンベルクへの完全移籍が正式決定。『フットボール・スコットランド』は「ハーツは半田と同じく補強候補だった奥抜がニュルンベルクへ移籍したことで、新たな打撃を受けた」と綴っている。
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