Jリーグ ベガルタ仙台

仙台サポーターの煽り行為物議「子供の試合中に…」大宮の試合運営に批判も

大宮アルディージャのゴール裏 写真:Getty Images

 ベガルタ仙台は21日開催の明治安田生命J2リーグ第17節で、大宮アルディージャと敵地で対戦。前座試合中の仙台サポーターによる煽り行為が物議を醸しているほか、大宮の試合運営に対する批判も沸き起こっている。

 両クラブのサポーター間では、昨年5月21日にNACK5スタジアム大宮で行われた試合でトラブルが発生。仙台サポーターが新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに抵触する行為に及んだほか、大宮サポーター1名がアウェイエリアに侵入し暴力を振るっていた。

 それだけに今回の対戦でも、試合前から仙台サポーターの応援団体が拡声器を使って「大宮くそったれ」などと大宮を挑発。前座試合として子供たちがピッチでプレーしていた中でも行為がツイッター上で拡散されると、「子どもたちがプレーしているときに大人がやることじゃない」、「みっともない大人」、「煽りはどうでもいいけど、子供たちの試合中にやることではない」といった声が上がっている。

 一方、スタジアムに掲げられた仙台のフラッグが逆さまになっている時の画像もツイッター上で拡散。仙台サポーターからは「試合運営どうなっているんだ」、「侮辱行為」、「大宮サポーターへの煽り行為は良くないが、大宮運営のしたことはもっと良くない」と運営スタッフへの批判が集中している。

 なお大宮は4月12日開催の第9節ザスパクサツ群馬戦から6連敗。今月13日の第15節ファジアーノ岡山戦で引き分けたものの、17日の第16節いわきFC戦で1-2と敗れ、相馬直樹から原崎政人ヘッドコーチへへ監督交代。仙台戦でも80分経過時点で0-1とリードを許している。