Jリーグ FC東京

FC東京のペロッチ獲得合意内容明らかに。総額7500万円以上支払いも

ペドロ・ペロッチ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・FC東京は今月4日、ブラジル人FWペロッチ(25)を期限付き移籍により獲得することでブラジル2部シャペコエンセと合意に達したと公式発表。ブラジルメディア『ND mais』が両クラブによる取引内容を伝えている。

 身長186cmで左利きのペロッティは、2017年にシャペコエンセのトップチームに昇格。ポルトガル2部ナシオナルへのレンタル移籍をへて2020年8月のシャペコエンセ復帰後はスタメンでの出場機会に恵まれていなかったが、2022シーズンはブラジル2部リーグ戦で38試合中21試合に先発出場して6ゴールをマーク。先発出場試合数とゴール数ともに最高成績を残すと、年明けにFC東京への期限付き移籍が正式決定した。

 『ND mais』の報道によると、FC東京はシャペコエンセに対してレンタル料として100万レアル(約2500万円)を支払うとのこと。買い取りオプションの内容については「レンタル料の2倍以上の金額で、ペロッチの保有権の70%を買い取ることが可能」と綴っている。

 なおペロッチはFC東京加入をうけて「シャペコエンセから来ましたペロッチです。今回このような機会を与えていただき、とても感謝しています。日本でプレーすることは私にとって大きな夢でした。FC東京のような偉大なクラブでこのチャンスをいただき、神に感謝します!」

 「チームためにハードワークをし、試合に勝つことができると確信しています。ファン・サポーターのみなさんの熱い応援をよろしくお願いします。オブリガード」と、クラブ公式サイトを通じてメッセージを残している。