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G大阪、イスラエル代表MF獲得交渉停滞?移籍金3500万円差巡り駆け引き

ネタ・ラヴィ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪は、デンマーク1部オーデンセBK所属のカタールW杯チュニジア代表FWイッサム・ジェバリ(30)獲得がほぼ確実とみられている。一方でイスラエル1部マッカビ・ハイファに所属するイスラエル代表MFネタ・ラヴィ(26)の獲得交渉にはやや時間を要しているようだ。

 ラヴィの去就については先月下旬にガンバ大阪からの関心が伝えられると、イスラエル紙『イスラエル・ハヨム』は先月26日に「ガンバ大阪が年俸150万ドル(約2億円)の3年契約でオファー」と報道。 マッカビ・ハイファの指揮官はすでにラヴィに今冬移籍の可能性があることを認めている。

 そんな中イスラエルのスポーツチャンネル『Sport5』は3日、「ネタ・ラヴィがまもなくガンバ大阪に移籍することは周知の事実」としつつも「移籍金についてクラブ間合意に達していない」とリポート。

 少なくとも今月8日のリーグ戦までチームに帯同する可能性があるとした上で「ガンバ大阪とクラブ間合意に達していない限り、ネタ・ラヴィ(の起用法)はコーチングスタッフの裁量に任されている」と綴っている。

 またイスラエルメディア『One』は4日、ガンバ大阪とマッカビ・ハイファの交渉について「マッカビ・ハイファは移籍金として60万ユーロ(約8300万円)を要求しているが、ガンバ大阪は35万ユーロ(約4800万円)の提示にとどまっている」と報道。移籍金額を巡って駆け引きが行われている現状を伝えている。

 身長177cmの守備的MFであるラヴィは、2015年にマッカビ・ハイファのトップチームに昇格。2018/19シーズンから中盤でレギュラーに定着するとともに、キャプテンとしてチームをけん引。今季もここまで公式戦ほぼ全試合で先発出場しているほか、UEFAチャンピオンズリーグの舞台ではユベントス、パリ・サンジェルマン、ベンフィカと対戦している。