かつて京都サンガでプレーしていたU23シャルケ所属MF上月壮一郎(21)は昨年12月30日、シャルケとプロ契約を締結。ブンデスリーガでのデビューが期待される中、今後への意気込みやカタールW杯日本代表DF吉田麻也(34)の存在について語った。
上月壮一郎は2021年12月、京都サンガを契約満了により退団。ドイツ5部FCデューレンをへて、今年6月からシャルケのプレシーズントレーニングにテスト生として参加。8月末にシャルケへの加入、U23チームへの合流が内定すると、今季ここまでドイツ4部リーグ戦で8ゴール5アシストと結果を残していた。
すると同選手はカタールW杯開催期間中にトップチームの練習に帯同。練習試合3試合つづけてゴールを決めると、昨年末に2025年6月までのプロ契約を勝ち取っている。
そんな上月壮一郎は今月、クラブ公式インタビューに対応。京都サンガ退団からシャルケとのプロ契約締結に至るまでの過程を「クレイジーなストーリーですね」と語ると「毎回のトレーニングで上達したいんです」と自身の向上心を強調。
「僕にはまだまだ改善の余地がありますし、多くのことを学ぶことができます。特に守備の面では、まだまだ改善しないといけません。練習試合で3ゴールを決めたのは、もちろんいいことです。でも、それ以上の結果は残していません。今は、ゴールを決め続けてアピールし、ブンデスリーガの舞台でチームを助けるように努めることが大事です」と、ブンデスリーガでのプレーに視線を向けている。
さらに今年からトップチームで吉田麻也と一緒に練習や試合に臨むことについて「吉田麻也さんは日本代表のキャプテンですし、(代表戦で)100試合以上の出場経験があり、今は僕のチームメイトでもあります。(吉田麻也と一緒にプレーすることを)1年前は夢にも思いませんでしたね」
「シャルケで初めて吉田麻也さんに会ったとき、何て言っていいか分かりませんでしたよ。だって、彼は日本でレジェンドですからね」と敬意を表している。
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