明治安田生命J1リーグ第23節・浦和レッズ対川崎フロンターレが30日、埼玉スタジアム2002で開催された。この一戦では試合後、Jリーグを批判する内容の横断幕が浦和レッズのゴール裏から掲出されたことが大きな話題を呼んでいる。
浦和レッズは、一部サポーターが「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に反する声出し応援やブーイングを繰り返したことにより、Jリーグから2000万円の罰金を科せられている。
また今月16日にIAIスタジアム日本平で行われた明治安田生命J1リーグ第22節・清水エスパルス戦では、浦和レッズサポーターによる重大な違反行為が確認されている。清水エスパルスは声明で、「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」への違反行為、清水エスパルスの選手・スタッフに対しての威嚇行為や運営妨害、シャトルバス乗客に対する危険・挑発行為など、7項目にもおよぶ違反行為を列挙している。
その中で行われた川崎フロンターレ戦では、ゴール裏に陣取るサポーターが試合後に「百年構想?30年目でオワコン興行」、「馴れ合いを求めるJリーグから生まれるものとは」、「同じ方向を向いた先にある熱狂なきスタジアムがJの理想の姿?」、「悉く世界基準に逆行するリーグからは熱狂も客も消えていく30年目」、「公平な処分Jリーグへ心から願う理想の姿」、「フットボールに情熱を戻す決断は誰の責務?PRIDEを奪われたサポーターを無視して忖度を続けた結果、失ったものは何?」と書かれた横断幕を掲出。その時の映像がツイッターで拡散されると、浦和レッズサポーターの振る舞いや横断幕の内容に対して、賛否両論が巻き起こっている。
一部サポーターの行動により、他クラブのサポーターや日本国民から浦和レッズに厳しい視線が向けられている。それだけに今回のJリーグ批判も議論の対象となっている。
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