アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地(25)は、19日に行われたブンデスリーガ第5節・ボルフスブルク戦で低調なパフォーマンスに終始したことで批判を浴びている。その中、ドイツ紙『ビルト』も21日、同選手の問題点を指摘した。
鎌田大地はオリバー・グラスナー新監督のもとでもトップ下のポジションでコンスタントに出場機会を得ており、12日に行われたブンデスリーガ第4節・VfBシュツットガルト戦や16日開催のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第1節・フェネルバフチェ戦でフル出場していた。
その中で迎えたボルフスブルク戦では、中2、3日で試合に臨んでいる影響もあり、先制点のきっかけを生み出した場面以外では本来のパフォーマンスを発揮できなかった。また、フランクフルトも相手にボールを握られる時間が長く、シュート本数も5本に終わるなど苦戦を強いられたが、その中でも1-1のドローで勝ち点1をつかんでいる。
そんな鎌田大地については、ドイツ紙『FAZ』が今節25日開催予定の第6節・ケルン戦でベンチスタートとなる可能性があると主張している。
くわえて、『ビルト』の短評でも「カマダに関しては、彼の中で何が起こっているのか正確には分からない。彼が誤った判断をするシーンがいくつか見受けられた。普通、偉大な選手というのは新しい戦術やタスクに慣れており、新監督の個性に合わせる」と厳しい評価を受けている。
なお、フランクフルトは今季まだ開幕戦から勝利がなく、リーグ戦では4分1敗で15位に沈んでいる。また、元日本代表MF長谷部誠(37)は、フェネルバフチェ戦につづき、ボルフスブルク戦でも出番がなかった。
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