ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル指揮官、クロアチア戦で好パフォーマンスのイングランド代表MF獲得に興味か

カルバン・フィリップス: Gettyimages

 レアル・マドリードが、リーズ・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFカルバン・フィリップスの獲得に興味を示しているようだ。イギリス『エクスプレス』が報じた。

 同メディアによれば、レアル・マドリードの指揮官に復任したカルロ・アンチェロッティ監督は来季以降に向けて中盤強化を希望しているようだ。そうしたなか、13日に行われたユーロ2020の開幕初戦となったクロアチア戦でFWラヒーム・スターリングの決勝ゴールをアシストするなど、好パフォーマンスを披露したフィリップスを高く評価しているという。

 フィリップスの市場価値は2500万ポンド(約38億8000万円)と見積もられているが、リーズと2024年夏まで契約を結んでいることもあり、移籍金はその金額よりも高い可能性があるようだ。なお、レアル・マドリードは同選手の他にサッスオーロのMFマヌエル・ロカテッリとインテルのMFニコロ・バレッラの両イタリア代表にも関心を寄せているとみられている。

 リーズ下部組織出身のフィリップスは2014年にトップチーム昇格を果たした守備的MF。出足の鋭いボール奪取能力と広い視野と高水準のキック精度を活かした展開力が魅力の選手で、今季のプレミアリーグ29試合に出場し、昇格組ながら躍進したクラブの中心選手として躍進した。