ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

好調スアレス、アトレティコ今夏残留濃厚も…MLS行きにも興味

ルイス・スアレス 写真提供: Gettyimages

 アトレティコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、今夏退団の可能性が残っているようだ。15日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 スアレスは長らくバルセロナの前線をけん引すると、多くのタイトルをバルセロナにもたらしていた。しかし、ロナルド・クーマン監督の構想から外れたこともあり、昨夏にアトレティコ・マドリードへ完全移籍により加入。今季はここまで公式戦34試合に先発出場し19ゴール3アシストをマーク。チームもラ・リーガ優勝に大きく近づている。

 スアレスはアトレティコと2022年6月まで現行契約を残しているが、契約内容には選手サイドが望んだ場合に今年6月にフリーで退団することが可能であるという条項が含まれている。

 『ムンド・デポルティーボ』は同選手の去就について、スアレス本人はアトレティコでの現状に満足しているため、現時点では今夏退団の可能性は低いと予想。ただ、以前のメディアインタビューでメジャーリーグサッカー(MLS)挑戦への思いを語っていたほか、デビッド・ベッカム氏がオーナーを務めるインテル・マイアミが関心を寄せていると伝えられている。

 リバプールやバルセロナなどで実績を積んできたスアレスは、34歳となった今でもなお好パフォーマンスを発揮し続けている。その中、同選手は今後のキャリアプランについてどのような考えを持っているだろうか。