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バルサの18歳FWファティ、復帰時期が後倒しに…クラシコやコパ・デル・レイ決勝は欠場へ

アンス・ファティ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティは昨年11月以降戦列を離れているが、復帰時期がさらに後倒しになるようだ。13日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 ファティは昨年11月7日に行われたラ・リーガ第9節・レアル・ベティス戦で先発出場した際、前半に左ひざを負傷したことによりハーフタイムでの交代を余儀なくされていた。また、同選手はその後の検査で左ひざの内側半月板損傷と診断され手術を行っており、離脱期間はおよそ4カ月になるとみられていた。

 ファティは当初今年3月中に復帰すると伝えられていたが、負傷箇所の回復が順調でないことから再手術を行っていたことが先日報じられていた。また、同選手は現時点でもボールを使ったトレーニングを行っておらず、チームドクターも復帰を急がせない姿勢を見せていることから4月中の復帰も厳しいという見方が広まっている。

 なお、バルセロナは4月11日にレアル・マドリードとのクラシコを控えているほか、17日にはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝・アスレティック・ビルバオ戦に臨む。残されたコンペティションでのタイトル獲得を目指す中での重要な試合が控えているだけに、ファティの長期離脱はチーム全体にとって大きなダメージとなるだろう。