ミランはオリンピック・マルセイユで日本代表DF長友佑都やDF酒井宏樹のチームメイトであるフランス代表FWフロリアン・トバンの獲得にむけて本格的な動きを見せているが、マルセイユに残留する可能性は依然として残っているようだ。12日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
右サイドを主戦場とするトバンは2017年夏にニューカッスル・ユナイテッドからマルセイユに完全移籍により加入すると主力に定着。今季もここまで公式戦31試合に先発出場するなど、クラブを取り巻く状況が悪化する中でも主力としてピッチに立ち続けている。
トバンとマルセイユの契約期間は今年6月までとなっているが、同選手の去就を巡ってはミランが今夏フリーでの獲得にむけて複数回にわたり選手サイドと交渉を行っているほか、年俸400万ユーロ(約5億1000万円)による5年契約という条件を用意していると伝えられている。
その中、トバン本人は13日に控えるリーグアン第29節・スタッド・ブレスト戦の前日記者会見において「自分の今後についてはまだ何も分からない。クラブでは多くの変化が起こっているね。ただ、ひとつ確かなことがある。僕はつねにパブロ・ロンゴリア(スポーツディレクター)と良い関係にある」
「彼は僕の代理人と昨年12月に話し合いを行ったが、その時は合意に至らなかった。だけど交渉はまだ終わっていないよ。僕は今シーズンが終わるまでベストを尽くすし、その後にどうなるのか見てみよう」と語っており、来季以降もマルセイユでプレーする可能性に言及した。
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