レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはしばらく戦列を離れるようだ。5日、スペイン紙『マルカ』をはじめ複数メディアが報じている。
セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、今季も数度の負傷離脱がある中でここまで18試合に先発出場している。一方、クラブとの契約期間が今年6月に満了を迎える中、契約延長の交渉が進んでいないことから今季限りでレアル・マドリードを退団する可能性がとりざたされている。
その中、同選手は1月中旬に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)準決勝・アスレティック・ビルバオ戦に出場した際に左ひざを負傷しており、経過観察を行っていた。しかし、負傷箇所の回復が思わしくないことから、6日にも手術に踏み切る模様。これにより、セルヒオ・ラモスは6~8週間にわたり戦線離脱を強いられるものとみられ、UEFAチャンピオンズリーグのベスト16・アタランタ戦の2試合をはじめ数試合の欠場が確実になっている。
なお、レアル・マドリードはベルギー代表FWエデン・アザールも左大腿筋に問題を抱えている。直近数シーズンにわたり欧州カップ戦で周囲を驚かせる結果を残しているアタランタを相手に、ジネディーヌ・ジダン監督は主力2選手を欠く状況に頭を抱えているかもしれない。
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