オリンピック・マルセイユは今週なかばにもフィオレンティーナのDFポル・リロラ獲得を公式発表する可能性が高いようだ。10日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』をはじめ複数メディアが伝えている。
右サイドを主戦場とするリロラは2019年夏にサッスオーロからフィオレンティーナに買い取り義務付き1年レンタルで加入すると、昨夏にフィオレンティーナへの完全移籍を果たしているが、今季はここまで公式戦4試合の先発出場にとどまっている。その中、マルセイユは1200万ユーロ(約15億円)の買い取りオプションが付帯された半年レンタルによる獲得でフィオレンティーナとクラブ間合意に達している。
また、同選手は当初、10日開催のセリエA第17節・カリアリ戦の登録メンバーに名を連ねていたが、ベンチに姿を見せていなかったことからマルセイユ移籍は確実という見方が広まっているが、複数メディアの報じるところによると、11日にもマルセイユのメディカルチェックを受けて正式にサインを交わすものとみられる。
なお、現在マルセイユの右サイドバックを務める日本代表DF酒井宏樹は今季もここまで公式戦22試合で先発出場を果たしているが、同選手にとって今冬加入が見込まれるリロラは強力なライバルになるかもしれない。
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